全身性エリテマトーデス(SLE)は多臓器障害を伴う複雑な全身性疾患である。歴史的に、この疾患は十分な治療が行われていないリウマチ疾患であったが、近年、病気の重症度と未充足ニーズの高さを反映し、新薬開発ペースが早まっている。SLEを適応として開発されている複数の有望な高価格ブランド薬及び生物製剤は、治療展望を変化させ、この市場は2015年には4倍に成長するであろう。
今回の報告書では、既存・将来の薬剤ターゲットを説明付ける病因や病態生理学、疫学、既存・新規治療法の評価、未充足ニーズ、七大医薬品市場(アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本)におけるSLE治療薬市場の10年間の展望について論じます。
今回の調査におけるキーポイント:
- 大きなジェネリック市場とは別に、主要なブランド薬の参入及び使用増加はSLE治療薬市場を劇的に成長させるであろう。どのブランド薬が市場を独占し、それは今後10年間で市場をどう成長させるか?ブランド薬の特許失効はSLE市場にどう影響を及ぼすか?
- 高価格の新規生物製剤は、未充足ニーズが高い特定のSLEセグメントに対する治療選択肢になるであろう。どのSLE患者がこれらの治療ターゲットになるか?これらの治療薬は既存治療に追加されるか、それとも取って代わるか?
- SLEを適応として開発されているいくつかの薬剤は、既に適応外使用されている。もし、それらがSLEに承認されると、その使用と売上はどう変化するか?
調査範囲:
| 対象国 |
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本 |
| 調査方法 |
21名のリウマチ及び腎臓専門医への詳細なインタビューと多数の文献調査に基づきます。 |
| 疫学 |
2005-2015年までのSLEの診断者数及び薬物療法を受ける患者数 |
| 新規治療薬の評価 |
フェーズU(4品目)、フェーズV(4品目)、申請中(3品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(6品目)も含みます。 |
| 市場予測の特徴 |
2005年のベースイヤーを、疫学データ、治療日数、コンプライアンス、年間価格、及び各国の処方傾向から導き、それと企業の報告による売上間で調整します。また、開発中新薬の予測は、指導者的立場にあり、治療に多く携わる臨床医の意見を取り込みます。 |