新規鎮痛剤は変形性関節炎市場で商機が見込めるのか?

2017年9月5日
 
変形性関節炎(OA)は慢性疼痛の中でも有病患者数が最も多い疾患の一つで、主要7ヵ国内で約8,700万人の人に影響を与え、2016年時点では42億ドル規模の市場であると推測されます。

人口の高齢化と肥満率の上昇により、本市場は拡大していくでしょう。

現在使用可能な薬剤が多くあるにも関わらず、変形性関節炎による疼痛のコントロールはすべての患者で良好というわけではありません。
 
現在OAはNSAIDsや、COX-2選択的NSAIDs、オピオイド鎮痛薬、アセトアミノフェン・オピオイド鎮痛薬配合剤、デュアルアクティングオピオイド、局所鎮痛薬、そして進行した場合には関節内注射や関節置換術等で治療されています。

最近乱用防止製剤の長時間作用型オピオイドや、NSAIDsと胃粘膜保護成分の配合剤が上市されましたが、10年以上治療のパラダイムはほぼ変化することなく、ジェネリックが使用可能な薬剤に市場を牽引されています。
 

Osteoarthritic Pain

 
2020年から上市が見込まれるファースト・イン・クラスの抗神経成長因子阻害製剤は、将来OA治療を大きく変化させる可能性があります。

疼痛領域では特にコストに敏感であるため、他領域の生物製剤と比較すると安い価格になることが想定されますが、それでもOA市場の大きな成長要因になるとみられます。
 
弊社が発行している下記報告書:
Disease Landscape and Forecast – Osteoarthritic Pain
では、今後10年間の治療動向の推測や患者数予測について記載しています。

 
尚本記事に関するより詳細な情報は、弊社米国本社サイト内にて記載しています。
Novel analgesics are coming, but does opportunity exist in OA pain?

 

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