ASCO 2017:進行性肝細胞癌が近い将来克服できる可能性を示唆

2017年6月12日
 
6月2日から6日までシカゴで開催された第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO)において、進行性肝細胞癌が近い将来克服できる可能性が示唆されました。

この10年間、バイエル社のネクサバールが唯一の治療選択肢であり、ファーストラインの標準治療として確立されています。

多くの製薬企業がファーストラインのネクサバールに代わる薬剤を開発したり、ネクサバール投与前の患者を対象に開発を進めたりしてきましたが、すべて失敗に終わっています。
 

 

しかし2017年4月、バイエル社の血管新生阻害剤スチバーガが、ネクサバール投与前の肝細胞癌患者を対象にFDAに承認されたことで、流れは大きく変わりました。

※この承認は、フェーズIII試験のRESORCE Studyの結果に基づいたものです。

(50%生存期間をプラセボと比較し優位に延長:プラセボ群7.8ヶ月vsスチバーガ群10.6ヶ月。参照:Bruix J et al. Regorafenib for patients with hepatocellular carcinoma who progressed on sorafenib treatment (RESORCE): a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 3 trial. Lancet. 2017; 389;10064:56–66.)

今回の承認は、今後の肝細胞癌の承認への起爆剤となるのでしょうか?

ASCOにてリリースされた第一三共/ArQule社のtivantinib、エーザイ社のレンビマ、小野/BMS社のオプジーボ、アストラゼネカ社のdurvalumabのデータを元に、将来の動向を分析します。

より詳細な情報は、弊社米国本社サイトをご参照下さい。

Hepatocellular carcinoma: does ASCO 2017 data suggest that the drug-treatment landscape is finally in transition?

 

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