潰瘍性大腸炎 2017 | Disease Landscape & Forecast

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2017年2月発刊

主要医薬品市場では約175万人が潰瘍性大腸癌(UC)に罹患している。aminosalicylateとステロイド剤が通常、軽症~中等症患者に処方されるが、中等症~重症患者で既存薬より効果的に寛解を導入・維持できる新規治療選択肢に相当な事業機会が存在する。最近承認されたvedolizumab(武田社のEntyvio)は、新規作用機序を有する細胞接着分子阻害剤である。tofacitinib(Pfizer社のXeljanz)、etrolizumab(Roche/Genentech社)、及びozanimod(Celgene社)は、中等症~重症UCに対し後期開発中の新規薬剤である。本報告書は、2025年までの市場を詳細に分析し、10年間の患者数・売上等を年毎に予測します。加えて、既存・新規薬剤の双方を詳細に予測し、徹底的に取上げます。

調査におけるキーポイント

  • UC治療は、多数の治療薬が併用され、重症度に基づき治療決定する場合が最も多い。さらに、治療薬の大半が急性期、維持期、又は双方で使用される。医師は既存薬をどう考えるか?主要市場においてどう使用されているか?
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  • budesonide MMXは、Cosmo社のMMX技術を特長とする経口budesonideからの変更剤形で、結腸まで到達することにより従来型経口ステロイド剤の安全性向上を狙う。MMX遅延放出性のmesalamine(Cosmo/Shire/武田/Giuliani/持田社のLialda/Mezavant/Mesavancol)及びmesalamineの徐放性顆粒(Valeant Pharmaceuticals社のApriso)は、1日1回投与という画期的な薬剤である。安価な既存薬との熾烈な競合に際し、軽症~中等症UCに開発された既存薬の画期的な剤形変更に市場ポテンシャルはどの程度あるか?
     

  • ステロイド剤と免疫抑制剤に効果的に反応しない患者は、TNF-α阻害剤を処方される場合がある。3品目―infliximab(Janssen/Merck & Co./田辺三菱社のRemicade)、adalimumab(AbbVie/エーザイ社のHumira)、golimumab(Janssen/Merck & Co./田辺三菱社のSimponi、米国と欧州で承認済み、日本は第III相試験中)―がUCに対して承認済みである。皮下投与製剤であるgolimumabとadalimumabの収益は、市場を牽引するinfliximabと比較し今後10年間でどうなるか?
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  • CAM阻害剤vedolizumabは、2014年に米国と欧州でUCに初めて承認されたTNF-α阻害剤以外の生物製剤である。Pfizer社の経口Jak阻害剤tofacitinibが米国、欧州、日本でUCを対象に第III相試験中で、Roche/Genentech社の新規CAM阻害剤etrolizumabとCelgene社の経口S1P-R調節剤ozanimodが米国と欧州で第III相試験中である。医師は、vedolizumabとこれら新薬を現在・将来どう捉えるか?治療アルゴリズム内でどのように処方するつもりか?これら新薬の収益は今後10年間にどうなると予測されるか?
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  • infliximabのバイオシミラーは2015年に欧州と日本で、米国では2016年後半に上市されたが、今後10年間で市場浸透が進む。adalimumabのバイオシミラーは2017年から、golimumabとcertolizumab pegolのバイオシミラーが2024年から市場参入する見込みである。安価なバイオシミラーが、TNF-α阻害剤クラスに与える商業的な影響はどの程度か?バイオシミラーは、ブランド薬に対し売上と患者シェアでどう進展するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: 主要消化器内科医への詳細なインタビュー及び多数の文献調査に基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
疫学: UC有病率

患者セグメント: 急性期治療、維持療法
治療薬の評価: フェーズII(16品目)、フェーズIII(6品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(4品目)を含みます。

 

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