全身性エリテマトーデス 2017 | Disease Landscape & Forecast

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2017年1月発刊

従来より全身性エリテマトーデス(SLE)薬の開発企業は難題に直面してきた。複雑で多面的、且つ理解不十分な疾患に関する薬剤開発、承認での障壁、小規模であるが不均一な患者群、及び症状発現の多様性は、多くの製薬企業にとって課題となった。最近臨床試験で良好な結果が得られ、規制当局によりbelimumab(GlaxoSmithKline社のBenlysta)が50年振りの新薬として承認されたことで、開発の障壁が一部解消され、新規パイプラインが増加し、SLE薬剤開発の新時代が開始した。本市場は、高額な生物製剤の参入と使用率を主な要因として、今後10年間に約2.3倍にまで増大すると予測される。

調査におけるキーポイント

  • 高額なブランド薬Benlysta、atacicept(Merck Serono/EMD Serono社)、rigerimod(ImmuPharma社のLupuzor)、anifrolumab(MedImmune社)、abatacept(Bristol-Myers Squibb社のOrencia)、voclosporin(Aurinia Pharmaceuticals社)の今後10年間の参入・使用率の増加により、適応外使用とジェネリック薬が大半を占める本市場は激変する。SLEとループス腎炎を対象に承認を得る薬剤により、市場はどの程度成長するか?オピニオンリーダー医師は、これら新規薬剤の安全性・有効性をどう捉えるか?
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  • B細胞に作用する新規調節剤Benlysta上市されたことで、SLE治療薬としてはで50年振りの承認となった。本薬剤が上市済みの市場で、医師はどう使用するか?有効性及び現在・今後の役割をどう捉えるか?パイプラインにある薬剤はBenlystaに迫るか?Benlystaは、ジェネリック化の進むこの市場で償還に関してどのような課題に直面するか?
     

  • rituximab(Biogen/Roche/Genentech/中外/全薬工業社のRituxan、Roche社のMabThera)は、SLEとループス腎炎の双方で臨床試験に失敗したが、本薬剤は治療抵抗性を示す多くの患者に適応外使用される。rituximabは、治療アルゴリズムの中で引き続き役割を果たすか?rituximabのバイオシミラーの参入、及びループス腎炎に対するabatacept、Benlysta、voclosporinの承認は、本薬剤の売上・使用にどう影響するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: リウマチ専門医と腎臓専門医への詳細なインタビュー及び多数の文献調査に基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
疫学: SLE診断有病率。再燃・高度活動性別のSLE診断有病率、ループス腎炎を合併するSLEの診断有病者数、薬物治療を受ける診断患者数

患者セグメント: 患者全体
治療薬の評価: フェーズII(21品目)、フェーズIII(7品目)、申請中(0品目)、承認済(4品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(9品目)を含みます。

 

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