神経障害性疼痛 2017 | Disease Landscape & Forecast

print

 

2017年3月発刊

2014年、神経障害性疼痛(NP)の総売上は主要市場(アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本)で約72億ドルと推定された。現在の治療は、抗うつ薬、抗てんかん薬、局所麻酔薬、二重作用性オピオイド鎮痛薬、及びオピオイド鎮痛薬を含め薬剤クラス数種の薬剤が使用される。早期治療で薬剤クラス数種のジェネリックが現在または今後使用可能となり、かつ治療選択肢が確立されているため、新規薬剤の市場浸透に大きな障壁となる。それにも拘わらず、未充足ニーズのある重要分野、最も顕著なニーズは有効性/安全性が高く忍容性に優れた鎮痛薬であり、対応できる製薬企業に商機が存在する。

調査におけるキーポイント

  • 神経障害性疼痛(NP)は、癌、糖尿病、帯状疱疹、慢性腰痛、脳卒中、及び多発性硬化症を含め多種多様な疾患に伴う。現在、これら主要患者群の推定有病率は?今後10年間で有病率はどう変化するか?どのような要因でこれら主要患者群の増大は促進/抑制されるか?現在のNP市場でこれら患者群の規模は金額ベースでどの程度か?
  •  

  • 治療に多種多様な薬剤が使用できるにも拘らず、最適なバランスで安全性、忍容性、有効性を有する薬剤も薬剤クラスもない。その結果、高い多剤併用率と薬剤の切替えが引き続き本疾患治療の特徴である。どの薬剤/薬剤クラスが一般的に一次治療で使用/併用されるか?既存薬の長所と短所は何か?オピニオンリーダー医師は何を未充足ニーズと考えるか?新規薬剤があるとすれば、何がこれらニーズに対処するか?
  •  

  • duloxetine(Eli Lilly/塩野義社のCymbalta/Xeristar、ジェネリック)、及びlidocaineパッチ5%(Endo/Grünenthal社のLidoderm/Versatis、ジェネリック)のジェネリックが米国で2013年に、欧州では2015年に上市を開始した。さらに、主要市場で2014年の売上を牽引した薬剤pregabalin(Pfizer社のLyrica)のジェネリックが、2019年までに米国、欧州、日本で使用可能になると予測される。これら薬剤のジェネリックの参入は、2019年~2024年のNP市場売上にどう影響するか?新規治療薬は、既存薬の低薬価ジェネリックが増加する中、どう差別化できるか?新規薬剤(NP適応、又は適応外使用)の2024年までの売上によって、一次治療で使用される薬剤の後発品の影響による売上減は克服されるか?
  •  

  • 初のサブタイプ選択的Naチャネル遮断薬であるTeva/Xenon社のTV-45070及びBiogen社のraxatrigine(CNV-1014802)が第III相試験を開始する見込みで、各々2019年と2020年に上市が予測される。医師はこれら薬剤の臨床的なポテンシャル(有効性と安全性/忍容性)をどう捉えるか?これら薬剤の開発が成功し上市されると、市場にどのような影響があるか?オピニオンリーダー医師はこれら薬剤をNP治療アルゴリズムにどう組込むと予測するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: オピニオンリーダー医師、神経障害性疼痛専門医、疼痛専門医、神経科医への詳細なインタビューと多数の文献調査に基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
疫学: 主要医薬品市場における神経性背部痛、有痛性糖尿病性神経障害、神経障害性癌疼痛、HIV/AIDS関連神経障害の有病率。主要医薬品市場における帯状疱疹後神経痛の診断有病率。他の種類のNP(三叉神経痛、中枢性NP、術後NP、手根管症候群、複合性局所疼痛症候群を含む)も調査します。
患者セグメント: 神経障害性癌疼痛、神経性背部痛、有痛性糖尿病性神経障害、帯状疱疹後神経痛、術後/外傷後神経障害性疼痛、中枢性神経障害性疼痛、「他の」神経障害性疼痛。「他の」神経障害性疼痛には、HIV/AIDS関連神経障害性疼痛、三叉神経痛、手根管症候群、複合性局所疼痛症候群、他の単/多発性神経障害を含みます。
治療薬の評価: フェーズII(20品目)、フェーズIII(7品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(14品目)を含みます。

 

お問い合わせはこちら