関節リウマチ 2016 | Disease Landscape & Forecast

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2016年1月発刊

関節リウマチ(RA)薬市場は、TNF-α阻害剤が第一選択生物製剤として定着する程に成熟し、これら以外の薬剤はTNF抵抗性の患者での使用で主に競合する。新規薬剤は既存薬より明確な利点がない場合、市場参入の障壁は高い。さらにinfliximabのバイオシミラーが日本とEU5ヶ国で上市され、市場を牽引する他生物製剤のバイオシミラーも今後数年間に上市される。その為競合は激化する。しかし、新規生物製剤や経口薬に市場機会が依然として存在し、特に経口Jak阻害剤は現在の治療アルゴリズムに多大な影響を及ぼす可能性がある。

さらに、初のジェネリック版―Sandoz/Momenta社のGlatopa(glatiramer acetate 20 mg/mL)―が米国市場に投入され、治療薬の高コストを抑制する待望の方策が支払者に提示された。今後10年間に再発性MS治療で新規薬剤(新薬と有用な後続品を含む)の上市が急増するため、既に複雑な治療アルゴリズムが有意的に変更され、市場の細分化が進む。

Pfizer/武田社のJak阻害剤tofacitinib(Xeljanz)は生物製剤治療が不奏功の患者に主に処方されるが、リウマチ専門医が本剤の安全性プロファイルを使用するにつれ、tofacitinib及びbaricitinibなど新規Jak阻害剤は初期治療での使用が増加する可能性がある。報告書は、今後10年の主要医薬品市場におけるRA薬市場を詳細に分析し年毎に予測します。

調査におけるキーポイント

  • TNF-α阻害剤―etanercept(Amgen/Pfizer/武田社のEnbrel)、infliximab(Janssen/Merck/田辺三菱社のRemicade)、adalimumab(AbbVie/エーザイ社のHumira)、golimumab(Janssen/Merck/田辺三菱社のSimponi/Simponi Aria)、certolizumab pegol (UCB/Astellas社のCimzia)―は第一選択生物製剤として確立している。オピニオンリーダー医師はこれら薬剤の長所と短所をどう考えるか?どの要因で特定のTNF-α阻害剤が処方されるか?
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  • TNF-α阻害剤以外の薬剤は、TNF-α阻害剤に適切に反応しない患者での競合が熾烈で、新規薬剤の参入で激化が予測される。オピニオンリーダー医師はTNF-α阻害剤以外の既存生物製剤と新規経口キナーゼ阻害剤をどう捉えるか?これら薬剤は現在の治療アプローチのどこに適合するか?どの新規薬剤がTNF抵抗性の患者セグメントのターゲット化と、市場における使用率の獲得で最も成功するか?
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  • 新規経口Jak阻害剤(例:Eli Lilly/Incyte社のbaricitinib、AbbVie社のABT-494、Galapagos社のfilgotinib)が今後10年間に上市される見込みである。これが治療アルゴリズムに及ぼす影響はどの程度か?これら経口薬が使用される可能性はどの患者セグメントと治療ラインで最も高いか?本薬剤クラスの市場ポテンシャルはどの程度か?
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  • 日本と欧州でinfliximabのバイオシミラーが上市され、他TNF-α阻害剤―etanercept、adalimumab―のバイオシミラー版が今後数年間に市場に参入する見込みである。TNF-α阻害剤以外の薬剤、abatacept、rituximab、tocilizumabのバイオシミラーも同時期に上市が予測される。バイオシミラーの参入は既存薬の市場売上・患者シェア、新規薬剤の参入にどう影響するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: オピニオンリーダー医師への詳細なインタビュー及び多数の文献調査に基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
疫学: RAの総有病者数、診断有病者数、及び薬物治療者数。重症度別による診断有病者数
治療薬の評価: フェーズII(15品目)、フェーズIII(5品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(3品目)を含みます。

 

Pages:
159
Tables:
58
Figures:
59
Citations:
105
Drugs:
23
Interviews:
38

 

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