慢性閉塞性肺疾患(COPD) 2016 | Disease Landscape & Forecast

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2016年2月発刊

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙と密接に関連し、その市場は大規模で拡大が続く。有病率は高齢化に伴い上昇し、この上昇は疾患の啓蒙活動の継続及びスパイロメータによる診断の普及に伴う診断率上昇と連動する。

真に病態を改善する薬剤がないため、患者には莫大な未充足ニーズが存在する。治療は現在のところ、症状を緩和するのみで進行を改善しない気管支拡張剤が市場を独占している。多剤併用が一般的で、既存治療を大きく改善する薬剤は複雑なレジメンの負担を一部軽減するため使用が増える。

今後10年間に市場の売上は、1日1回投与型固定用量配合剤の処方拡大、及び薬物治療患者の増加で着実に増大する。

調査におけるキーポイント

  • 薬物治療患者は高齢化と診断率上昇の影響で2024年まで増加し続ける。増加する薬物治療患者群で新しい事業機会は何か?マーケティング担当者は新規患者をどう引込めるか?
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  • 最新の薬剤クラスであるLABA/LAMA固定用量配合剤が上市されてきた。医師は本クラスの1日2回投与型製剤の処方を検討するか?LABA/LAMA配合剤はLABA/LAMA/ICSの3剤配合剤の上市でどう影響を受けるか?固定用量配合剤の売上は各単剤の売上をどの程度まで減少させるか?
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  • オピニオンリーダー医師は治療におけるICSの役割に依然として懐疑的で、本患者群での好酸球の役割に関し議論が続いている。LABA/ICS配合剤はこの状況でどう進展するか?新規FDCの上市で市場はどう影響を受けるか?抗IL-5薬の患者シェアはどの程度になるか?
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  • 市場を牽引するtiotropium(Boehringer Ingelheim社のSpiriva)とsalmeterol/fluticasone propionate(GlaxoSmithKline社のAdvair/Seretide/Adoair)のジェネリックが米国市場と欧州市場で上市、又は今後10年間に上市が予測されるが、従来からデバイスに関する懸念があり、呼吸器専門医によるジェネリック薬の受入れは困難であった。デバイスは治療薬の選択でどのような役割を担うか?新規ジェネリック薬が使用可能になると売上にどう影響するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: 呼吸器専門医への詳細なインタビューに基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
疫学: COPD有病率。GOLDによる重症分類(I、II、III、IV)別のサブポピュレーション。今後10年間に見込まれるCOPD患者の増加見込み
治療薬の評価: フェーズII(11品目)、フェーズIII(6品目)、申請中(1品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(7品目)を含みます。

 

Pages:
185
Tables:
73
Figures:
51
Citations:
255
Drugs:
49
Interviews:
37

 

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