米国市場:関節リウマチ/全身性エリテマトーデス 2016 | Access & Reimbursement

 
自己免疫性疾患の薬剤に関するマネジドケア戦略:RAとSLEにおけるナローネットワークとクリニカルパス

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2016年1月発刊

関節リウマチ(RA)と全身性エリテマトーデス(SLE)は慢性で、多数の症例で生涯に及ぶ治療を要する衰弱性疾患である。従来型の疾患修飾性リウマチ薬(DMARD)での管理が奏功しない患者の生物製剤治療に伴うコストは、年間30,000ドルを超える。これら慢性進行性疾患の治療に伴う薬剤費上昇を抑制する試みで、多数の医療保険会社は処方医に推奨薬剤の使用とコスト管理目標の達成を促す医療提供者のナローネットワークの取決めとクリニカルパスに注目する。

報告書は、医療提供者のナローネットワークとクリニカルパスが中等症~重症のブランド薬の使用に及ぼす影響に焦点を当てます。RAのブランド生物薬剤は、最長期間使用された薬剤―全てTNF-α阻害剤3品目(etanercept[Amgen/Pfizer社のEnbrel]、infliximab[Janssen社のRemicade]、adalimumab[AbbVie社のHumira])―が牽引する過密化したカテゴリーである。

調査した新規薬剤はcertolizumab pegol(UCB社のCimzia)、tocilizumab(Roche社のActemra)、abatacept(Bristol-Myers Squibb社のOrencia)、rituximab(Biogen Idec/Roche社のRituxan)を含む。生物製剤でない経口薬tofacitinib(Pfizer社のXeljanz)は、市場に投入された最新(2012年)の薬剤である。進行性SLE治療はGenentech社のCellCeptやB細胞モジュレーターRituxanを含めDMARDの適応外使用と、比較的新規のリウマチ薬belimumab(GlaxoSmithKline社のBenlysta)を含む。

調査におけるキーポイント

  • 治療の各ステージで使用する推奨薬剤を特定するクリニカルパスは、癌疾患での使用が最も周知されているが、RAとSLEでもクリニカルパスを使用する健康保険や医療提供者もおり、多数が今後10年間以内の使用が見込まれる。自己免疫疾患にクリニカルパスを使用した支払者は、関連するアウトカムとして何を指摘するか?健康保険は医師によるクリニカルパスの遵守をどう推進するか?目標とする遵守率の平均は?支払者と医師がクリニカルパスに含む薬剤を決定する際、どのような薬剤特性が重要か?
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  • サーベイ結果によると、クリニカルパスは加入者の健康保険の段階治療情報に準じる場合が多い。支払者が薬剤に設定する制限で何が最も一般的か?アクセスと償還の問題に対する医師の態度に基づくと、特定の薬剤において何が成功で何が不成功か?
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  • ナローネットワーク―広範囲の提供者ネットワークを縮小した医療提供者のネットワーク―は、個人や小集団に対する低コストの健康保険が特色として知られている。マネジドケア組織(MCO)はナローネットワークに加わるリウマチ専門医をどう選択するか?ネットワークに加入し続けるための必須条件は何か?MCO担当者は、ナローネットワークへの加入が処方パターンにどのような影響を与えると予測するか?リウマチ専門医が報告する治療薬への実際の影響は何か?ナローネットワークの健康保険では別のフォーミュラリーが使用されるか?

報告書の調査範囲

調査方法: リウマチ専門医101名、MCO医療部長37名、MCO薬局長26名へのオンライン・サーベイを基に、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
商業的背景: 疫学表、薬物治療アルゴリズム、マネジドケア背景情報
調査対象の薬剤: 次のカテゴリーに属するRAとSLEの治療薬: TNF-α阻害剤、B細胞標的薬、選択的副刺激モジュレーター、IL-6阻害剤、IL-1阻害剤、Jak阻害剤

 

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