米国市場:肥満症/過体重 2016 | Access & Reimbursement

 
商業市場のACO:2型糖尿病と肥満症への影響

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2016年2月発刊

2型糖尿病と肥満症は、数百万人の米国人が罹患する慢性疾患で、医療支払者にとって高額な費用を意味する。治療の質とコストを管理する試みで、多数の医療保険会社は大規模な患者数の連携治療をより良好にするために、アカウンタブル・ケア・オーガニゼーション(ACO)に注目する。大規模な罹患者数、使用可能な一連の有効な薬剤、測定可能なアウトカムを考慮すると、2型糖尿病はACOにとって簡単に成果が出る分野である。特に、ジェネリック薬のphentermineより減量効果は高いが非常に高額な新規ブランド薬(Orexigen Therapeutics/武田社のContrave[naltrexone SR/bupropion SR]を含む)が登場して以降、肥満症も糖尿病の一因としてACOによる管理の焦点である。ACOは糖尿病治療の管理に取組む中、特有の作用機序によってジェネリック薬のmetforminの有効性が改善された、多様なブランド非インスリン製剤に直面する。これら薬剤クラス―Merck社のJanuvia(sitagliptin)など経口DPP-IV阻害剤、Johnson & Johnson社のInvokana(canagliflozin)など経口SGLT-2阻害剤、Novo Nordisk社のVictoza(liraglutide)など注射剤のGLP-1アゴニスト―は過去10年間で支払者に充分既知された。ACOが再入院の減少、医療費総額、処方薬コストの節減などの目標達成と償還を関連付けることによって、PCPと内分泌専門医は各処方決定の長期的影響について意識を高めている。

調査におけるキーポイント

  • 2012年以降米国で上市された新規肥満症薬はメディケアによる保険適用の獲得に苦戦するが、糖尿病流行を抑制し得る可能性から、民間のACOで保険適用される確率が高まる。何割のマネジドケア組織(MCO)管理責任者が、ACOで糖尿病管理に重点が置かれる故に、民間のACOで肥満症薬を保険適用する可能性が高いと述べるか?ブランド肥満症薬の中で保険適用とティア指定はどう相違するか?フォーミュラリーからの除外はどの程度一般的か?ACOの関与はPCPと内分泌専門医による肥満症薬の処方パターンにどう影響したか?
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  • ACOの主な特色は、 加入者の治療に提供者が責任を担うよう組込まれた財政的な優遇であるが、責任の程度はACO毎に異なる。MCOは、薬剤出費を抑制する責任をACOの提供者にどう担わせるか?MCOは、ACOが薬局と医療サービスの財政的リスクを全面的に担うと予測するか?実現までの期間は?ACOの一般的な基準、及び特に糖尿病薬と肥満症薬に関連する基準の双方で、医師が質に関して調査される基準は何か?

報告書の調査範囲

調査方法: PCP70名、内分泌専門医71名、MCO医療部長30名、MCO薬局長11名へのオンライン・サーベイを基に、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。
商業的背景: 薬剤プロファイル、疫学表、薬物治療アルゴリズム、ACO背景情報
調査対象の薬剤: 肥満症薬、糖尿病薬の薬剤クラス3種類(DPP-IV阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT-2阻害剤)

 

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