胃癌 2015 | Disease Landscape & Forecast

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2015年9月発刊

胃・食道胃接合部(GEJ)腺癌は不良な予後が特徴である。日本は主要医薬品市場で罹患率が最も高く、治療薬市場は商業的魅力と高い収益性がある。本疾患は進行が早く大半の患者で全身状態が不良で高齢患者が多いため、他癌疾患より治療率が低い。治療の選択肢は限定的であるため本市場の事業機会は、大部分が未開拓である。HER2陽性患者セグメントでは、標準治療薬Herceptin(Roche/Genentech/中外社のtrastuzumab)より統計的に有意な有効性を立証できる薬剤は規制当局から承認され、高い使用率となる可能性がある。2014年に血管新生阻害剤Cyramza(Eli Lilly社のramucirumab)が承認され、特にHER2陰性患者の二次治療における効果的な標的薬のニーズが一部満たされると予測される。後期パイプラインは上昇傾向にあり、多種多様な薬剤クラスに属する多くの薬剤の登場が切望され、今後10年間に全患者セグメントで治療選択肢の多様化が予測される。

報告書では、既存・将来の薬剤ターゲットを説明付ける病因や病態生理学、疫学、既存・新規治療法の評価、未充足ニーズ分析、七大医薬品市場(アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本)における今後10年間の展望について論じます。

調査におけるキーポイント

  • 今後10年間に市場の急激な成長が予測される。成長を推進する主因は何か?成長を抑制する主因は何か?薬剤開発で注目すべき動きは何か?どのような課題・事業機会が依然として存在するか?
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  • 2014年にCyramza(Eli Lilly社のramucirumab)が進行胃・GEJ腺癌の二次治療以降に承認された。本薬剤はHER2陰性患者の第一選択薬としても開発中である。オピニオンリーダー医師は本薬剤をどう捉えるか?今後10年間に市場にどのような影響を与えるか?使用率はどの市場で最も高くなるか?
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  • 次世代のHER2標的薬が切除不能又は転移性のHER2陽性胃・GEJ腺癌に対し後期臨床開発中である。オピニオンリーダー医師はこれら薬剤をどう考えるか?最も有望視されるHER2標的薬はどれか?どう位置付けられるか?Herceptinの使用率にどう影響するか?今後10年間にHER2陽性胃・GEJ腺癌管理の市場力学はどう変化するか?
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  • 抗PD-1抗体薬2品目Opdivo(小野社のnivolumab)とKeytruda(Merck & Co.社のpembrolizumab)が各々2014年後期と2015年初期に切除不能又は転移性の胃・GEJ腺癌の第III相試験に入った。オピニオンリーダー医師はこれら薬剤とこの薬剤クラスをどう考えるか?どの主要患者群に位置付けられるか?今後10年間に使用はどう変化するか?市場における他薬剤の処方にどう影響するか?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: 7ヶ国の21名のオピニオンリーダー医師への詳細なインタビューと多数の文献調査
に基づきます。
疫学: AJCC分類ステージIA、IB、II、IIIA-B、IIIC及びIVの胃・GEJ腺癌の罹患者数
患者セグメント: 切除可能(ステージI-IIIB)
切除不能な局所進行HER2陰性
切除不能な局所進行HER2陽性
一次治療の転移性HER2陰性
一次治療の転移性HER2陽性
二次治療の転移性HER2陰性
二次治療の転移性HER2陽性
三次治療の転移性HER2陰性
三次治療の転移性HER2陽性

治療薬の評価: フェーズII(17品目)、フェーズIII(8品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(7品目)を含みます。

 

Pages:
167
Tables:
53
Figures:
44
Citations:
69
Drugs:
38
Interviews:
21

 

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