双極性障害 2015 | Disease Landscape & Forecast

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2015年12月発刊

双極性障害(BPD)は衰弱性の精神疾患で、七大医薬品市場に2,000万人以上の患者がいる。閾値下の軽躁状態やうつ症状から重度の躁病、大うつ病のエピソードまで様々な重症度を呈する患者がいるスペクトラム障害と捉えられることが増え、軽微な軽躁や閾値下の症状に関する認識・認定が広まり、今後10年間で診断率は穏やかに増加すると予測される。本疾患は生涯に亘る治療が必要な場合が多く多剤併用が一般的である。多数の既存薬は躁病の症状を効果的に標的するが、うつ症状を効果的に制御し得る治療薬、又は気分エピソードの再発を良好に予防し得る維持療法での治療薬に莫大な商機が依然として残る。

報告書は、既存・将来の薬剤ターゲットを説明付ける病因や病態生理学、疫学、既存・新規治療法の評価、未充足ニーズ、七大医薬品市場における双極性障害市場の10年間の展望について論じます。

調査におけるキーポイント

  • 市場の売上は今後5年間に、市場を牽引する非定型抗精神病薬(例:大塚/Bristol-Myers Squibb社のAbilify[aripiprazole])がジェネリック競合に直面するため激減する。薬剤開発企業は、過密化しジェネリック化が進行するこの薬剤クラスで新規非定型抗精神病薬をどう差別化できるか?どの二次適応症が市場での高い使用率獲得に向け新規薬剤と既存ブランド薬に最も魅力的な事業機会を提示するか?
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  • 2019年から市場の売上は緩やかであるが着実に上昇し始める。ただし、2024年の売上は依然として2014年を下回る。どの治療薬の使用率が売上の上昇に貢献するか?他クラスに比べて特定の薬剤クラスの回復が見られるか?その場合、この動きに貢献するのはどのような要因か?今後5年間、償還のどのような障壁によって後発品の影響からの完全な回復が阻止されるか?
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  • 第III相試験における最近の不成功から後期パイプラインは希薄で、未充足ニーズを解消する有望な新規薬剤は殆どない。医師は何が最大の未充足ニーズと考えるか?どのような特性によって、新規薬剤は主力既存薬から有意に差別化されるか?どの新規薬剤が治療又は気分エピソードの再発予防に最も有望か?

報告書の調査範囲

対象国: アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、日本
調査方法: オピニオンリーダー医師への詳細なインタビューと多数の文献調査に基づき、弊社専門分野アナリストが分析・洞察します。

疫学: 生涯におけるBPDの総有病者数、診断者数、薬物治療者数
サブタイプ(BPD I、BPD II、閾値下BPD)別のBPD生涯総有病者数
過去12ヶ月以内に1回の大うつ病エピソード、又は全般性不安障害を併発したBPD
生涯総有病者数
過去12ヶ月以内に1回の躁病エピソードを有するBPD Iの生涯有病者数

治療薬の評価: フェーズII(8品目)、フェーズIII(2品目)、承認済/最近上市(3品目)。市場に影響を及ぼすと思われる前臨床/フェーズI(8品目)を含みます。

 

Pages:
158
Tables:
60
Figures:
43
Citations:
192
Drugs:
63
Interviews:
18

 

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