米国市場:クローン病と潰瘍性大腸炎 2015 | Access & Reimbursement

 
‐ 生物製剤の新規クラスとTNF-α阻害剤 支払者の方針は処方にどう影響するか?

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2015年12月発刊

クローン病(CD)と潰瘍性大腸炎(UC)は、炎症性腸疾患(IBD)を構成する2つの炎症性胃腸障害で、米国で約125万人が罹患する。生物製剤の使用はCD市場で5品目、UC市場で4品目が承認され、これらの疾患でさらに一般化する。Janssen社のRemicade(infliximab)とAbbVie社のHumira(adalimumab)は、安価な従来型薬剤に無反応な患者でシェアを争う新規薬剤で競合する。消化器内科医は、薬物治療における主な目標(寛解の導入と維持)を改善し得る新たな作用機序を有する新規薬剤を積極的に選択すると指摘する。

報告書は、進展する処方・償還状況で遅れをとらないために必要と見込まれる行動のため、既存生物製剤と新規薬剤に対する医師と支払者の見解を洞察します。既存TNF-α阻害薬のRemicade、Humira、Janssen社のSimponi(golimumab)、UCB社のCimzia(certolizumab pegol)、細胞接着分子阻害剤のBiogen社のTysabri(natalizumab)と武田社のEntyvio(vedolizumab)、新規薬剤のJanssen社のStelara(ustekinumab)とPfizer社のXeljanz(tofacitinib)、及びinfliximabとadalimumabのバイオシミラーに焦点を当てます。

調査におけるキーポイント

  • 拡大する市場で、医師の関心と支払者の方針は治療情勢に重要な影響を与える。消化器内科医は、自身が望む処方と比較し、どのような生物製剤を最も頻繁に処方するか?支払者の方針はこれら治療薬にどのような影響があるか?どのようなコスト抑制策が消化器内科医の処方行為に最も困難な問題を提示するか?
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  • 医療改革とpay – for – valueモデルへの移行により、新規薬剤はフォーミュラリーにおける有利な位置付けの確保と、確立されたTNF-α阻害剤より先に使用することを消化器内科医に促すという難題に直面する。医師が新規薬剤の処方を決定する際、最も説得力があると考える要因は何か?後期開発中の新規薬剤StelaraとXeljanzの予測される影響の程度と使用される治療ラインは?医師と支払者の意見はどの程度同調するか?支払者がフォーミュラリーで新規薬剤の位置付けを決定する際、どのような要因が最重要か?
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  • バイオシミラーが到来すると、MCOによる既存・新規薬剤の使用、保険適用のされ方に大きく影響すると予測される。医師はバイオシミラーをどの程度まで、どの治療ラインで使用すると予測するか?支払者は、ブランド薬のTNF-α阻害剤と比べどの程度の薬価割引を予測するか?薬価割引は償還状況にどのような影響があるか?医師はバイオシミラーの処方行為が支払者の決定にどう影響されると考えるか?

報告書の調査範囲

調査方法: 消化器内科医101名、PD/MD32名へオンライン・サーベイを実施しました。
疫学: 米国のCDとUCの有病者数(2014年~2024年)
市場分析: CDとUCの生物製剤の米国総売上(2014年)

 

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